
AI(人工知能)を搭載したアンドロイドが歌い、生のオーケストラや電子音、そして1200年の歴史を持つ仏教音楽「声明(しょうみょう)」が融合する――。音楽家・渋谷慶一郎氏が手掛ける革新的な舞台、アンドロイド・オペラ『MIRROR』が2026年5月16日(土)、大阪・中之島のフェスティバルホールにて上演されます。
本公演は、今年で64回目を迎える「大阪国際フェスティバル2026」のプログラムとして開催されるもので、待望の大阪初登場となります。
「生と死」の境界を溶かす、テクノロジーと伝統の調和
これまでドバイ万博(2022年)やパリ・シャトレ座(2023年)など、世界の主要なステージで絶賛を浴びてきた本作。舞台の中心に立つのは、2025年に製作された「アンドロイド・マリア」です。
人間とテクノロジー、東洋と西洋、そして生と死。相反する要素がステージ上で重なり合い、新たな調和のモデルを提示します。演奏は渋谷氏(ピアノ・エレクトロニクス)をはじめ、大阪フィルハーモニー交響楽団、高野山の僧侶らによる声明が担当。さらに、大型スクリーンに映し出される映像演出が、観客を未知の視覚体験へと誘います。
記者発表で見せた「大阪」との融合
1月13日に大阪市内で行われた記者発表では、渋谷氏とともにアンドロイド・マリアが登壇しました。大阪公演に向けて「大阪弁」を習得したマリアが意気込みを語るなど、AIの進化を感じさせる一幕もありました。
また、日本最古の音楽文化である声明が上演されることにちなみ、特別ゲストとして漫才師の海原はるか・かなたの両氏が登場。アンドロイド・マリアを前に、伝統的な「鉄板ギャグ」が披露されるなど、大阪らしいユーモアと最先端テクノロジーが交差する、和やかな幕開けとなりました。
世界が注目する「解体と再生」の物語。フェスティバルホールという、音響・歴史ともに日本を代表する会場で、どのような響きが生まれるのか。伝統的なオペラファンのみならず、テクノロジーや現代アートに関心を持つ層にとっても、見逃せない一夜となりそうです。
チケットは各プレイガイドおよびフェスティバルホールチケットセンターにて発売中です。
【公演概要】
- 公演名: 渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」-Deconstruction and Rebirth-解体と再生-(第64回大阪国際フェスティバル2026)
- 日時: 2026年5月16日(土)14:00開演(13:00開場)
- 会場: フェスティバルホール(大阪市北区中之島2-3-18)
- 主催: 朝日新聞文化財団、朝日新聞社、関西テレビ放送、ぴあ、フェスティバルホール
- 制作: アタック・トーキョー株式会社
- 協賛: 関電工、ダイキン工業、高砂熱学工業、竹中工務店、西原衛生工業所
- 入場料(全席指定・税込): SS席15,000円、S席12,000円、A席9,000円、B席6,000円、BOX席18,000円
- お問い合わせ: フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221(10:00~18:00)
