北欧の「整う」文化をひも解く。広島市現代美術館で「フィンランド スピリット サウナ」展が3月14日開幕

近年、日本でも広く親しまれている「サウナ」。その発祥の地とされるフィンランドにおいて、サウナは単なる入浴施設ではなく、心身を癒やし、人々と対話するための「精神の拠点」として暮らしに深く根ざしてきました。

広島市現代美術館では、2026年3月14日(土)より、フィンランドのサウナ文化を建築やデザイン、歴史といった多角的な視点から紹介する展覧会「フィンランド スピリット サウナ ー建築、デザインからサウナハットまで」を開催します。

巨匠アアルトの「実験住宅」サウナ小屋を再現

本展の大きな見どころの一つは、フィンランドが誇る建築家、アルヴァ・アアルトが手掛けた《ムーラッツァロの実験住宅》に付随するサウナ小屋の再現です。会場内には実寸大の模型が登場し、北欧建築の巨匠が「サウナ」という空間にどのような思索を込めたのかを肌で感じることができます。

また、2000年以上前から続くサウナの歴史や、フィンランドの家庭に繁栄をもたらすとされる「精霊」の民話、現代のサウナハットに至るまで、機能性と美しさが共存するフィンランド流の「豊かな暮らし」の秘密が、展示室に並びます。

現代美術館で味わう、北欧の精神性

美術館という空間でサウナの精神性に触れる本展は、日々の生活を丁寧に整えたいと願う現代の私たちに、新しい視点を与えてくれるかもしれません。

会期は3月14日から6月28日まで。本展チケットで同時開催のコレクション展も鑑賞可能です。春から初夏にかけての比治山公園の散策とあわせて、北欧の静かなスピリットを体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか。


【開催概要】

  • 展覧会名: フィンランド スピリット サウナ ー建築、デザインからサウナハットまで
  • 会期: 2026年3月14日(土)~6月28日(日)
  • 開館時間: 10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
  • 休館日: 月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木)
  • 会場: 広島市現代美術館 展示室 B-2、B-3(広島市南区比治山公園1-1)
  • 観覧料:
    • 一般:1,100円(前売850円)
    • 大学生:800円(前売600円)
    • 高校生・65歳以上:550円(前売400円)
    • 中学生以下:無料 ※前売券の販売は3月13日(金)まで。
  • 主催: 広島市現代美術館
  • 特別協力: アルヴァ・アアルト財団、公益財団法人ギャラリーエークワッド
  • 後援: フィンランド大使館、フィンランドセンター、広島県、広島市教育委員会、朝日新聞広島総局 ほか

※本記事はプレスリリースを元に作成しております