J1神戸 ポドルスキ来日 ”神対応”の数々でサポの心がっちり

 J1神戸に加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が7月6日朝、来日した。到着した神戸空港では早朝から集まった800人以上のサポーターが出迎え、新たにエースナンバー10番を背負うスタープレーヤーとのふれあいを楽しんだ。その後、神戸市内のホテルで会見に臨み、「たくさんのゴールをサポーターにお見せしたい」と意気込みを語った。

ドイツ代表時の番号と同じ”10”を神戸でも背負う

 ドイツ代表通算130試合出場49得点。FIFAワールドカップをはじめ世界の檜舞台で活躍したストライカーは、その到着も「ワールドクラス」だった。6日早朝にドイツ・フランクフルト空港から関西空港に降り立ち、そのままクラブが用意したチャーター機に搭乗して神戸空港に着陸。チャーター機は歓迎の放水アーチで出迎えられた。機内から姿を現したポドルスキは、約60メートルにわたって敷かれたレッドカーペットにさっそうと降り立ち、Jリーグでの“第一歩”を、超のつくVIP待遇のもとで歩み出した。

 

 レッドカーペットの両側は、到着を熱烈に歓迎しようと、大勢のサポーターが囲んだ。一人ひとりの呼びかけに笑顔を見せ、約40分にわたりサインや握手の求めに応えた。サポーターのスマホを手に取り、自らが撮影ボタンを押しての2ショット写真撮影にも快く応じるなど、長時間移動の疲れも見せない“神対応”には、感極まって涙ぐむ人もいた。極めつきはサポーターとの集合写真。当初はサポーターが設置された柵から出ない状態での撮影が予定されていたが、たくさんのサポーターに囲まれて写真を撮りたいと希望したポドルスキが自ら柵を取り払い、サポーターを招き入れた。

自撮りにも気さくに応じる姿が印象的だった
サポーターを招き入れて集合写真

 その後神戸市内のホテルに移動し、同クラブの三木谷浩史会長とともに記者会見に臨んだポドルスキは、いきなりの第一声で「こんにちは。ポドルスキです。よろしく」と日本語であいさつ。会見に招かれた200人のサポーターからどよめきが起こった。

 三木谷会長は会見で「ヴィッセル神戸はアジアを代表するクラブを目指している。世界を代表するポドルスキ選手をクラブに迎え入れることができ、大変うれしく思っている。ヴィッセルだけでなくJリーグに新しい風を吹き込んでくれることを期待している」と最大級の期待を送った。それに応えるように「Jリーグはアジアで一番強いリーグというのは知っている。一緒に盛り上げていこうと決意している」とポドルスキからは力強いコメント。会見の最後には意気込みを聞かれ「今から神戸牛を食べに行きます」と茶目っ気たっぷりに回答し、会場からは今日一番の笑いと拍手が起こった。

にこやかに会見に応じる(左は三木谷浩史会長)

 会見を見守ったサポーターの女性(神戸市)は、「会見後、着替えてユニフォーム姿で出てきてくれた瞬間、胸がキュンとなった。トラップ、シュートまでの速さなどプレーすべてに期待している。早くスタジアムで見たい」と話した。7月29日(土)の大宮戦(ノエビアスタジアム神戸)で本拠デビューする予定だ。(伊藤真弘)

 

【会見での主なやりとり】

Jリーグへの参戦、ヴィッセル神戸を移籍先に決めた理由は。

―家族会議をして移籍を決めた。三木谷会長に熱烈なオファーをいただいたのも大きな理由の一つ。神戸がどういう所かネットで調べて大変気に入ったので、こちらに来ることを決心した。

 

神戸空港で多くのサポーターが出迎えた。神戸の印象や歓迎ぶりについての感想は。

―たくさんの方に迎えていただき、とても誇りに思う。日本は飛行場も清潔で何もかもがきちんと整っているので、いい気分で到着した。子どもたちもたくさん出迎えてくれたのでうれしかった。これから2年半、サッカーだけでなく、日本の文化を学んだり、経験したい。

 

日本の子どもたちに何を伝えたいか。

―ドイツに行ってください(笑)というのは冗談だが、子どもと一緒にサッカーをするのが大好き。教えるのも大好きだから、可能なら神戸でもそうしたい。

 

チームにどう貢献できるか。見てほしいプレーは。

―今までの経験をチームメートに教えることは大切だと思っている。もちろん、なるべくたくさんのゴールをファンにお見せしたい。何よりもサッカーは楽しむことが大事。私が楽しんでプレーしているところを見てほしい。

 

【ポドルスキ 来日フォトギャラリー】

チャーター機から降り立ち、日本での”第一歩”を踏み出す
世界的ストライカーがここまで身近に
サインを手に入れたサポーターもご満悦
サポーターが連れた赤ちゃんとパチリ
クラブマスコット”モーヴィ”と。報道陣のために人形の向きを変えてくれるなど、ここでも”神対応”
会見の冒頭、三木谷会長と抱擁を交わす
スポンサーの「アンリ・シャルパンティエ」が用意したサプライズケーキを前ににっこり

 




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