京都の北山から賀茂川に沿って北上し、西加茂橋東詰めに高い竹壁に囲まれた邸宅がある。元の建物を取り払って平地にし、新たに庭と邸宅が造られたが、あまりにも凝りすぎて完成までに要した月日は、8年。その間、京都では持ち主と用途…
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【précieux 京都】#14 8年をかけて完成した京都の“桃源郷”に、6席のみの鮨コーナーが誕生
【précieux 京都】#13 観葉植物のあらゆる“常識”をくつがえし、枯らさずに育て続けることを提案し続ける
コトハ プランツ&アンティークス=京都市中京区西ノ京職司町67-38
いま、関西の観葉植物を取り巻く環境が少しずつ変わり始めている。 その立役者とされているのが二条城の南西すぐにある「コトハ プランツ&アンティークス(以下、コトハ)」の代表取締役・谷奥俊男さんだ。開店は5年前。それまで…
続きを読む【précieux 京都】#12 住職曰く「一休さん縁の寺だから、Everything OK(なんでもアリ)」。12月16日(日)まで現代クリエイターによる襖絵を特別公開
大徳寺真珠庵=京都市北区紫野大徳寺町52
京都人は噂と詮索が大好き。何かと難しく、ややこしく、時にはゲンナリするほどだ。土地も狭ければソサエティも狭い。「革新」を容認する懐の深さもあり、革新を進める側が突破の強い力を持っていれば、圧倒的な威力を持ち始める。 …
続きを読む【précieux 京都】#11 あぶらとり紙の有名店が寺町三条にオープン。エステブースも完備
よーじや三条店=京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町
台湾や中国からの客人に「あそこに行きたい」と、よく同行を頼まれるのが、あぶらとり紙の「よーじや」。京都を中心に10店舗3コーナーを展開している美粧品の老舗だ。数年前から「京都に行った。よーじや 😄 」などと、京女が手鏡…
続きを読む【précieux 京都】#10 絶品パンケーキとMLESNA(ムレスナ)の紅茶。密かな楽しみ
ほそつじいへえ TEAHOUSE supported by MLESNA=京都市東山区四条通大和大路東入祇園町北側242 2F
さて7月。祇園囃子の音が街にあふれ、京都のうだるような暑さを予感させる日差しが降ってくる。祇園祭は八坂神社の祭礼。鉾町(祭りで鉾が建つ狭い地域を、京都ではこう呼ぶ。各地域の住民が祇園祭の鉾を維持し、巡行に携わる)に縁が…
続きを読む【précieux 京都】#9 手ぬぐいと風呂敷を世界に。創業404年の綿布商を背負う14代目当主
永楽屋 細辻伊兵衛商店【本店】 = 京都市中京区室町通三条上ル役行者町368
細身で長髪。黒ずくめのファッションで身を包み、黒い眼鏡を片手でちょっと上げる仕草。日本最古の綿布商として404年の歴史を持つ「永楽屋」の14世細辻伊兵衛さんは、京都ではちょっとした有名人だ。商売の延長とはいえども花街、…
続きを読む【précieux 京都】#8 本当は教えたくない。大切にしたい祇園の町家カフェ。
万治(まんじ)カフェ = 京都市東山区祇園町南側570-118
四条通から南へ建仁寺に向かう祇園南側、花見小路通界隈。もともと京都で屈指の観光地であったが、最近はさらに観光客が溢れんばかりで、車が通るのにも一苦労するほどだ。近代化された内装の店や東京資本の店のオープンも相次いでいる…
続きを読む【précieux 京都】#7 これだけは無理してでも見ておきたい!巡って選んだおすすめ3つの展覧会。会期は残りわずか。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018 = 京都の各所
もはや京都に定着した感がある「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。第6回目の今年のテーマは「UP」。通常非公開の町家や寺院、指定文化財等を含む市内15カ所で展覧会が開催されている。会期は5月13日(日)まで。す…
続きを読む【précieux 京都】#6 めいてい = 京都市中京区寺町通り
「京都の宝」と謳われるミシュラン三ツ星料亭から独立。でも、なぜか居酒屋 京都の四条通りから観光客であふれる寺町通りを北へ歩き、錦通りを越えてすぐの角を西に曲がる。すれ違うと肩が当たりそうな細い路地沿いにあ…
続きを読む【précieux 京都】#5 京都着物レンタル 祇園KIHARU(きはる)&PHOTO = 京都市東山区祇園町 ※2019年2月閉店
母のために開いた着物レンタル店&フォトスタジオ 何から何まで反りが合わない母親から離れるために大阪から東京に出て30年。業界でも知られる商業フォトグラファ-となった大山雄大さんは、50歳になったのを機にす…
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