大阪城公園に新しいエンタメ発信拠点 クールジャパンパーク大阪 来年2月に誕生

クールジャパンパーク準備株式会社を構成する14社の代表と戸田義人代表取締役社長=左から6番目、吉村洋文大阪市長=同5番目、大阪城パークマネジメント㈱の木下健治代表取締役=同4番目、オープニング公演脚本・演出の高平哲郎さん=同3番目=ら

     大阪城公園に来年2月、新たなエンターテインメント発信拠点となる劇場型文化集客施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」が誕生する。地下鉄森ノ宮駅とJR森ノ宮駅から徒歩5分の玉造筋沿いにキャパシティーの違う大・中・小の3館が建設され、それぞれ「WWホール」「TTホール」「SSホール」の名前で年間50万人の来場をめざす。
 この事業は、民間13社と官民ファンド「クールジャパン機構」による「クールジャパンパーク準備株式会社」が運営。7月5日に開かれた記者発表で吉村洋文大阪市長は、「昨年、大阪城公園を訪れた人は外国人観光客を中心に年間1150万人を突破、税収も増え好循環が起こっている。古いものも大切にしながら、大阪に少ないといわれてきた滞在型のナイトエンターテインメントを発信していきたい」と挨拶した。
 3館は1144席のWWホール、706席のTTホール、着席300席のSSホールで、命名者は明石家さんまさん。「お客様一人ひとりが、何の略かを自由に想像して楽しんでほしい」そう。開業の来年2月には、こけら落とし公演として、WWホールで高平哲郎脚本・演出の「KEREN」を上演。「殺陣やダンス、和楽器、ジャズ、ビデオコンテンツなどと日本伝統のアナログ舞台装置、世界最先端マルチメディアを駆使したパフォーマンスで、ありのままの日本をおもしろおかしく見せます。タイトルは、歌舞伎用語の『けれん味』などに使われる言葉からとりました」と高平さん。
 なお、TTホールのオープニングイベントとしては、明石家さんまとナインティナイン岡村隆史による舞台「花の駐在さん」が予定されている。
 大阪城公園では2015年4月からパークマネジメント事業に取り組んでおり、2017年にはJO-TERRACE OSAKAやMIRAIZA OSAKA-JOなどの新施設が開業、「COOL JAPAN PARK OSAKA」は新たな大阪の魅力創出施設となる。

公式HP https://cjpo.jp/

WWホール外観
TTホールの外観

SSホールの外観



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