関西フィル 活動継続へ寄付呼びかけ
新型コロナで苦境 掛布雅之さん・辰巳琢郎さんも協力

活動への支援を呼びかける辰巳琢郎さん、藤岡幸夫さん、掛布雅之さん(写真左から)

関西フィルハーモニー管弦楽団は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で厳しさを増す経営改善に役立てようと8月、クラウドファンディングを立ち上げた。元阪神タイガースの掛布雅之さん、俳優の辰巳琢郎さんも協力し、活動資金への支援を呼びかけている。

12月に創立50年を迎える関西フィルは企業や市民が支える公益財団法人で、行政の助成を受けていないのが特徴だ。これまでに年間の3分の2にあたる60公演が中止や延期となり、2億円の経済的損失が出た。
「関西の隅々まで出かけ、音楽とふれあってきた楽団。歩みを止めるわけにはいかない」と首席指揮者の藤岡幸夫さん。個人や団体が目的を実現させるための資金をネットで集めるクラウドファンディングに目を付け、3千円から100万円の寄付額に応じて贈る返礼品を30種類用意した。

掛布さんはタイガースの2軍監督時代に着用していたユニホーム(寄付額50万円)、グラブ(40万円)、バット(30万円)を、辰巳さんは愛飲のワインと著書のセット(5万円)を寄贈。いずれもサイン入りで、他に、オリックス・バファローズ・吉田正尚外野手らのユニホーム(各10万円)、藤岡さんによる社歌・校歌のオーケストラ演奏(100万円)をはじめ、オリジナルグッズ、和菓子、空気清浄機など多彩にそろう。

記者発表に出席した掛布さんは「関西フィルのすばらしい響きは甲子園でのファンの熱い掛布コールに共通するものがある。心の笑顔を忘れないために応援したい」。辰巳さんも「芸術文化は人間どうしのつながりがあってこそ。これからも文化を発信してほしい」とエールを送った。

受け付けは11月30日(月)まで。詳しくは特設サイトhttps://kansaiphil-crowdfunding.nug-get.jp/へ。




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