井頭愛海さん映画初主演!奥河内に残る伝説をベースにした青春グラフィティ「鬼ガール!!」10/9(金)大阪先行公開

「1カ月間オール奥河内ロケで作った映画です。小さな子からお年寄りまでみんなが楽しめる作品ですが、いま何かしらに悩んでいる中高生や学生さんには、背中を押すというか、元気をくれる作品だと思うので、ぜひ見てほしい。悩んでいる気持ちが少しでも軽くなればと思います」と話す井頭愛海さん=9月17日、大阪市内で

大阪府南東部の奥河内エリアに今も残る鬼伝説をベースにした、とびっきりキュートな青春エンターテインメント映画「鬼ガール!!」(瀧川元気監督作品)が、全国に先駆けて10月9日(金)から大阪で先行公開される。主演の鬼瓦ももか役を演じたのは、「第13回全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞を受賞して、映画「おしん」(2013年、富樫森監督作品)加代役でデビューした大阪府出身の女優・井頭愛海さん。キャンペーンで大阪を訪れた機会にインタビューした。

「2回目の映画で初主演。マネジャーと『今年は映画に出たいね』と話していた時にお話をいただけたので本当にうれしかったです。しかも私の地元の大阪を舞台にした映画。すごくご縁を感じたので、私もベストを尽くして頑張ろうという気持ちになりました」

 

ステキな出会いを期待して高校に入学したももか。高校デビューを成功させたい彼女には、絶対に知られたくない秘密があった。それは、自分が鬼族の末裔であるということ。

「感情が高ぶった時にツノが生えてくるんです。ツノが生えた自分を初めてみた時、これがしっくりくるといいなと思いました。お父さん(山口智充)、妹りりか(深尾あむ)、弟たいが(末次寿樹)、家族それぞれ形の違うツノが生えています。そういうところもこだわって作っているので見てほしい」

「私も年の離れた弟と妹がいて、弟役の子も私の弟と同い年だったので、本当の家族のように休憩時間は遊んでいました」と井頭さん

初日からドキドキ続きの高校生活。同じクラスになった幼なじみの蓮(板垣瑞生)に「怪力女」と呼ばれて鬼であることがバレそうになったり、映画部の岬先輩(上村海成)から「僕とレッドカーペットを歩こう」といきなり女優にスカウトされたり、同級生の星愛姫[てぃあら](桜田ひより)から鬼ではないかと怪しまれたり……。

撮影は昨年6月15日からおよそ1カ月。満開の桜のシーンは4月に3日間だけ撮影したという。

「上村くんと板垣くんとひよりちゃんは前の作品で共演していたので、すごく仲が良くて、皆の雰囲気もすごく良かったですね。ひよりちゃんは私より2歳下。映画の中ではバチバチ火花を散らしていますけれど、実際はすごく仲が良くて、私が悩んだりしていると一番に気づいて手を差し伸べてくれる人です。小さい時から子役で活躍してきたので、年下だけど先輩として頼りにしていました。彼女が支えてくれたから撮影がうまくいったと思います。みんな同じ場所で寝泊まりしていたので、一緒にお風呂に入ったり街を歩いたりたこ焼きを作ったり、濃厚な1カ月でした。東京だと撮影が終わるとそれぞれ自宅に帰ったりするんですが、オール奥河内ロケだったので、地元の方がご飯を差し入れてくださったり、毎日一緒に青春していたなと思いました」

映画製作がピンチを迎え仲間たちは……

そう、これは青春の物語。映画部で女優をめざすものの、自然な演技が全くできずにオーディションで脱落して傷心を抱えるももか。一方、同じく映画部に入った蓮は、かつて父が高校時代に撮ろうとして諦めた“幻の脚本”を探し出し、その映画を作る夢を追いかける。

妹りりかは、映画で鬼ロックバンドのボーカルとしてTHE BLUE HEARTSの名曲「TRAIN-TRAIN」をパワフルに熱唱する。河内長野出身で本作の音楽プロデューサー、元THE BLUE HEARTSのドラマー、梶原徹也も演奏に参加し、見せ場を作る。

「ロックな妹役のあむちゃんは、中学生のモデルで歌は歌ったことないそうですが、オーディションの時に歌って、いいね!と選ばれたと撮影中に聞きました」

 

「ももか自体がパワフルな子なので、撮影前までは体力を温存して、弾けられるように気をつけて演じました」

登場人物のキャラが立っているから、青春群像がとても生き生きとスクリーンに息づいている。さらに、ももかの父と蓮の父が同級生で、映画を作ろうとしていたエピソードが明らかになって、大人たちも青春に巻き込まれていく……。

「蓮に『映画好きな人間があきらめてどうすんねん。映画つくる人間が元気なくてどうすんねん。そんなんやったら人に伝わらんやろ?』というセリフが好きです。自分も言っていてハッとしました。台本を読んでいて喝を入れられ、改めて気を引き締めてもらえた。作り手の思いは映画に表れていると思うんです。マイナーな気持ちで作ると伝わらない。心を込めて作ったシーンは、こちらも『見てほしい!』という気持ちになります」

 スクリーンに映し出されるロケ地も魅力的だ。 

「ロケ地は全部ステキな場所で、お寺も神秘的。関西の皆さんでもあまり知らないかもしれない奥河内の景色がとてもきれいなので、そこにも注目してほしい。自分も奥河内の近くに住んでいたので、実際に行っていた場所、通っていた場所もあり、すごく懐かしい気持ちで撮影させていただきました。ももかたちの家がある鬼住橋も実際にある場所で、目の前にある民家を撮影に貸していただきました。一番きれいだなと感じたのは、千早赤阪村の棚田。上空からドローン撮影しているので映像を通してもきれいだなと感じたんですけれど、実際に行って自分の目線で見て歩いてみると、また違う魅力があります」

クライマックスは檜尾山 観心寺で撮影した「連鎖劇」のシーン。残り3日で撮り切ったという。

「映画の進行に合わせる形でほぼ順撮りしていったので、最後の見せ場。今まで1カ月やってきたことを大切にしたい。時間もあまりなかったので、一発で決めるしかないと。そんな緊張感なんかが、ももか自身の気持ちと重なって、自分なのか、ももかなのか、一体化してわからなくなる瞬間がありました。最後にそれを感じられたのは、ちゃんとその世界でももかが生きてこられた証なのかなと感じました。そしてこの映画を撮って一つ殻を破り、自分が成長できた気がします」

上映時間120分。スピーディーな展開で時間を忘れさせてくれる。そして、見終わった後は、とても爽やかな気持ちになれる。最後に耳より情報を井頭さんが教えてくれた。

「映画に出てくるそば団子は、河内長野に実在する『麺坊 蕎麦博(そばひろ)』さんに協力していただいて、この作品のために作っていただいたもの。映画公開に合わせて販売すると言っておられたので、ぜひ買ってください。本当においしいんですよ!」

■10月9日(金)からの大阪先行公開の劇場は、あべのアポロシネマ、なんばパークスシネマ、109シネマズ大阪エキスポシティほか。公式ホームページはコチラ https://onigirl.jp/

©2020映画「鬼ガール!!」製作委員会




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