兵庫県立ピッコロ劇団第69回公演「波の上のキネマ」岩崎正裕の脚本・演出で2/19-21芸文センター

全国初の県立劇団として1994年に設立された「兵庫県立ピッコロ劇団」が、2月19日(金)~21日(日)県立芸術文化センター 阪急中ホールで、地元・尼崎の小さな映画館から始まる人間ドラマを描く「波の上のキネマ」(原作=増山実、集英社刊)を上演する。

 

原作者の増山実さん(前列左)と脚本・演出の岩崎正裕さん(同右)を囲む出演者たち。(左から)三坂賢二郎(ピッコロ劇団)、森本研典(劇団太陽族)、岡野一平、鈴木あぐり(ピッコロ劇団)=ピッコロ劇団提供

ピッコロ劇団員と関西俳優陣がタッグを組んで届けるピッコロシアタープロデュース第12弾。脚本・演出は劇団太陽族を主宰し、関西小劇場シーンをけん引する岩崎正裕。岩崎は2年前のこの企画で、手塚治虫の短編3作品を原作に、日本を代表する漫画家が宝塚で過ごした少年時代を描いた「マンガの虫は空こえて」で大好評を得た。今回の依頼を受けて原作を読み「主人公を待ち受ける苦難の連続と、映画への愛あふれる描写に、大きく心が揺さぶられた。と同時に自分の(映画にまつわる)思い出も甦(よみがえ)った」とコメント。昨春、架空の映画館「波の上キネマ」の痕跡を探して、尼崎・立花の街を何度も歩いたという。

原作者の増山は自作を「映画」と「映画館」をめぐる物語で、尼崎と沖縄を舞台にした「街」をめぐる物語と言い、この物語を尼崎を本拠地とするピッコロ劇団が上演することを心から喜んでいる。「現代と近代、尼崎と沖縄、スクリーンの向こう側とこちら側。さまざまな時と空間が混ざり合うこの物語を、関西で活躍する俳優の皆さんが、『舞台』という空間でどのように表現されるのか、また『映画』をめぐる物語を、どのように『演劇』で表現されるのか。とても興味があります。そこではきっと、『小説』でも『映画』でも表現することのできない、豊かな世界が繰り広げられることでしょう」と期待を寄せる。

【イントロダクション】閉館の危機にある尼崎の小さな映画館の経営者・俊介。ある日、台湾に住む男からの一本の電話をきっかけに、映画館の創業者だった祖父・俊英の波乱に満ちた人生をたどることになるのだが……。

【公演情報】2月19日(金)19時、20日(土)・21日(日)11時、16時開演(全5回公演)。兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール。全席指定。一般4,500円、大学生・専門学校生3,000円、高校生以下2,500円。

【問い合わせ】兵庫県立ピッコロ劇団 TEL06・6426・1940

ピッコロ劇団のホームページはコチラ https://piccolo-theater.jp/




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