FUNKY MONKEY BΛBY’S 「ジャイガ」7/24(日)に初参戦
進化する“ファンモン”で夏の思い出作りへ真剣勝負!?

大阪に本格的な夏の訪れを告げる野外音楽フェス「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL(通称:ジャイガ)」に、FUNKY MONKEY BΛBY’Sが登場する。再始動から1年を経て、6月にはニューシングル「ROUTE 16」をリリースし、勢いに乗るファンモン。ファンキー加藤、モン吉の二人に、ジャイガ初出演への意気込みを大阪市内で聞いた。

フェスは短距離走 みんなで盛り上がろう

海を望む最高のロケーションで、ジャンルを超えた多彩なアーティストのライブが楽しめる「ジャイガ」。フェス経験豊富なファンキー加藤は「フェスの共演者は皆さんがライブのツワモノぞろい。ワンマンライブが長距離走であるなら、フェスは短距離走。今のファンモンでどうやって観せて、真剣勝負するか。“令和のファンモン”を楽しんでもらえるようしたい」と力を込める。モン吉は「これまでのファンの皆さんだけでなく、ファンモンのライブを初めて観るという方もいるのでは? 新しい出会いがとても楽しみ。フェスに出演する一人ひとりが力を合わせて、みんなで盛り上げられればいいなあと思う」と気合十分だ。

2004年、2人にDJケミカルの3人で前身のFUNKY MONKEY BABYSを結成。2007年の「Lovin’ Life」を皮切りに、「告白」「ヒーロー」「あとひとつ」などヒット曲を連発。NHK紅白歌合戦に4年連続、日本レコード大賞に3年連続出場するなど、国民的アーティストに仲間入りするも、2013年6月に夢の舞台でもあった東京ドーム公演で10年の活動に幕を閉じた。

それから8年。昨年3月テレビ出演を機に、ソロ活動と並行してFUNKY MONKEY BΛBY’Sと改名して再始動。9月にシングル「エール」を発表し、10月には日本武道館でワンマンライブを開催。今年2月からは全国ツアーを敢行するなど、活動を加速させてきた。

再始動で物語をまた一つにつなげる

加藤は「8年のブランクには不安もあったけど、全国ツアーでファンの笑顔を見たら、吹き飛んでいった。前は小学生でライブに行けなかったという方が、今はチケットを買って来てくださっていたりする。自分たちの曲が青春の1ページに刻み込まれていると思うとスゴイし、ミュージシャン冥利に尽きますね。いろんな物語が一つにまたつながったとすれば、再始動して本当に良かった」と話す。

モン吉は「前よりも自由度が増して、すべてのことがさらに気持ちよくクリアにできているのが楽しい。コロナでいろんなルールができたけど、マスク越しに観客が笑顔だったり、ライブを楽しんでくれているのは十分に伝わってきます。新しい楽しみ方やコミュニケーションの取り方も出来てきて、希望が見えてきたんじゃないかな」と前を見つめる。

6月にリリースしたニューシングル「ROUTE 16」のジャケットはNMB48の渋谷凪咲さんが飾った。上は初回限定盤、下は通常盤

聴く人が主人公になれる曲を届けたい

6月に発売したシングル「ROUTE 16」は、二人の地元・八王子から横浜へと続く国道16号がテーマ。加藤は「応援ソングでもラブソングでもない曲を目指しました。国道16号は海がない八王子で育った僕たちの憧れの道。みんなで500円玉を出し合ってガソリンを入れて海に出かけたりしてね。横浜のクラブへも通ったし、湘南へ遊びにも行った。誰にもそんな思い出の道があるんじゃないかな。聴く人自身が主人公になって、人生のBGMになればうれしい」と語る。モン吉は「免許取り立ての頃にみんなで江ノ島へ行ったりして、強烈に思い出に残っているのが国道16号。淡くてほろ苦くて、すぐに過ぎ去ってしまう夏の情景をうまく混ぜて、エモーショナルな感じにしたいと作った曲。ファンちゃんとクラブで切磋琢磨し、僕たちにとって甘酸っぱくて一生忘れられないあの頃を描きたかった」と振り返る。

カップリングの『ラグソング』については、「ラブとラグ。肩肘張らずに言葉遊びを楽しみながらも、ち ゃんと胸に響くラブソングを作ろうと。モンちゃんがいいメロディーを作ってくれて、すごく気持ちよかったし、スタッフさんからも評判が良くて驚いてます」と加藤。モン吉も「再始動後の初シングル『エール』の時に、何十曲も作っていた曲で最終候補に残っていた曲の一つ。どこかで使いたいと思っていました。ラブソングかなあと感じていたら、ファンちゃんの『ラブとラグ』につながって……。ファンちゃんって本当にストーリーテーラー。二人の相性がうまく組み合わさった曲になりました」と満足そうだ。

心があたたかい大阪で熱いライブ

ジャイガでは、FUNKY MONKEY BΛBY’Sは7月24日(日)17:05からのSKY STAGEに登場する。新曲「ROUTE 16」はもちろん、多くの人の背中を押してきたヒット曲の数々も聴ける機会になりそうだ。

「大阪のお客さんは普通に話していてもオチを求められるから、MCのハードルはすごい高い。でも心がとても温かいので、ライブも熱くしたいよね」とモン吉。加藤は「大阪はメジャーデビュー前からライブに呼んでくれて、高速バスで通った思い出深い街。ライブを楽しむ文化があると感じるので、ぜひみんなで大きく盛り上がりたいね」と声を弾ませた。今年は前へ進み続けるファンモンが、多くの人の心にとっておきの思い出を刻んでくれることだろう。


OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2022

■日時 2022/07/23(土)・2022/07/24(日) 9:30開場  11:00スタート予定
■会場   大阪・舞洲スポーツアイランド 特設会場
■入場チケット 1日券9,000円、小学生4,000円。2日券 17,000円、小学生8,000円。
■アクセスチケット シャトルバス 1,500円 (往復)、駐車場(自動車) 3,500円/日、駐輪場(二輪車、空の広場)1,000円/日
■問い合わせ  キョードーインフォメーション 0570-200-888




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