【つぎ、どこ行こ?】
グランピング&ワーケーション
新しい旅スタイルに注目

豪華キャンプとバーベキュー瀬戸内の絶景をごちそうに

瀬戸大橋を間近にのぞむ倉敷市の鷲羽山下電ホテルは9月、敷地内にグランピング施設を開設した。瀬戸内エリアの観光振興を図るJR西日本と連携。ホテルの建物から約100メートル離れたビーチに、約30平方メートルのドーム形テント2基を建て、それぞれにダブルベッド2台とソファなどを置いて、大人4人まで泊まれるようにした。カラフルで愛らしい部屋の大きな窓からは海を直接眺められ、波音を聞きながら、夕日や星空、瀬戸大橋のライトアップが満喫できる。

屋外で楽しむ食事は、京都の料理研究家・大原千鶴さんが監修した。夕食にはサワラや牛肉、黄ニラなどの名物をバーベキューで提供。朝食も趣向を凝らし、クルーズなどのプログラムも追加できる。

宿泊はホテルの部屋を選ぶこともでき、テント泊の場合も大浴場などホテル設備が利用できる。鷲羽山下電ホテルの永山久徳代表取締役社長は「地元では見過ごしがちな観光資源に新たな価値を付け、新たなニーズを掘り起こしたい」と期待する。

鷲羽山下電ホテル
来年1月17日(日)までの期間限定。
大人1泊2日2食付き41,000円から(テント泊2人1室、大阪から往復JR含む)。
TEL086・479・7111。
JR瀬戸大橋線児島から送迎バス。
詳しくはJR西日本のWEBサイト「せとうちパレット」で

 


 

高級リゾートでテレワークエネルギーを充電

滋賀県長浜市の奥琵琶湖のほとりに立つホテル「ロテル・デュ・ラク」は、ワーケーションを集客の基軸に打ち出した。2階建ての本館と木立の中のヴィラ9棟からなり、客室数はわずか15室。レストランには滋賀の発酵食文化とフレンチを組み合わせた独創的なメニューがそろう。

このほど中庭に豊かな自然を感じながら仕事ができるウッドデッキテラスを増設。インターネットを通じた問い合わせは前年比2倍以上に増えている。嶋村幸雄総支配人は「エネルギーが充電できるリゾートをめざしたい」と話す。

ロテル・デュ・ラク
大人1泊2日2食付き42,900円から(2人1室)、
TEL0749・89・1888。
JR湖西線永原から送迎バス。
https://www.lhotel-du-lac.com/

 




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
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