日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」で、地上300メートルの眺望を屋外の通路から、スリルととともに楽しめるアトラクション「エッジ・ザ・ハルカス」が7日オープンした。
ビルで最も高い部分となる屋上の外周ガラス上部に幅約60センチ、長さ20メートルのデッキを新設。参加者は専用ユニホームを衣類の上から着用し、命綱を装着。スタッフの誘導に従って、5人1組でデッキを歩いて渡る。ビルの真下をのぞき込んだり、手を上げて身を乗り出すような動きもでき、スタッフに記念写真も撮ってもらえる。デッキは南向き。遮るものがなく、晴れた日は大阪のビル群や街並みの先に、関西国際空港や和泉山脈などが見渡せる。
料金は千円。展望台入場料(大人1500円、中高生1200円、小学生700円)が別途必要で、当日展望台で申し込む。10~18時。年中無休。
開業5年目を迎えた「ハルカス300」には昨年9月までに700万人が訪れた。運営する近鉄不動産では、「高さ・絶景・楽しさに、驚きを加えて、にぎわいにあふれた空間を創出したい」としている。