【終了】「人権ってなに?」を考えるきっかけに~11/11(日)世界人権宣言70周年記念イベント「ワンコイン映画上映会」

【奇跡の教室~受け継ぐ者たちへ】歴史教師のアンヌは、新学期から貧困層が多く通うパリ郊外のレオン・ブルム高校で、落ちこぼれ学級を担当することになった。多様な人種からなる生徒たちに、アンヌはアウシュビッツをテーマに、全国歴史コンクールへの参加を提案するが……。(©2014 LOMA NASHA FILMS – VENDREDI FILM – TF1 DROITS AUDIOVISUELS – UGC IMAGES-FRANCE 2 CINÉMA – ORANGE STUDIO)

 今年は世界人権宣言が国連で採択されて70周年にあたる(外務省のホームページで公開されている世界人権宣言の日本語訳はコチラ)。第二次世界大戦を防げなかった国際連盟の反省を踏まえて1945年に設立された国際連合が、パリで開いた第3回総会で「すべての人が生まれながらに基本的人権を持つ」ことを世界で初めて認めた、人類の歴史において意義深い宣言だ。

 この70周年を記念して、ヒューライツ大阪(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター、事務局:大阪市西区)は、人権について考えるきっかけになる映画を取り上げる「ワンコイン映画上映会」を開いている。10月13日にクレオ大阪中央で開かれた1日目は、のべ140人が参加してすでに終了したが、2日目が11月11日(日)に大阪国際交流センター小ホール(地下鉄「谷町九丁目」または近鉄「大阪上本町」)で開かれる。14時開場(各回先着100人)。料金は1作品につき500円。

 

【希望のかなた】内戦が激化する故郷シリアから逃れた青年カーリドは、生き別れた妹を探すうちにフィンランドの首都ヘルシンキにやって来た。ヨーロッパを悩ます難民危機のあおりを受けてか、この街でも差別や暴力にさらされるカーリドに、レストランのオーナー、ヴィクストロムは救いの手を差し伸べようとするが……。(© SPUTNIK OY, 2017)

 

 上映作品は①14時15分から「奇跡の教室~受け継ぐ者たちへ」(2014年フランス/105分/マリー=カスティーユ・マンション=シャール監督)、②「希望のかなた」(2017年フィンランド/98分/アキ・カウリスマキ監督)。 予約・問い合わせは電話・FAX・Eメールで、ヒューライツ大阪へ。

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 FAX:06・6543・7004

 Eメール:webmail@hurights.or.jp




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