西宮の魅力をマスキングテープに込めて 大手前大学の学生がデザイン 来年2月末まで西宮ロフトで販売

 大手前大学(西宮市)の学生がデザインした「西宮ご当地マスキングテープ」が、来年2月末まで、西宮ガーデンズ内の西宮ロフト(阪急西宮北口)で販売されている。

前列左から與那嶺佳穂さん(3年)、吉橋佑香さん(3年)、高橋芽衣さん(3年)、後列左からメディア・芸術学部造形美術専攻の松本尚准教授、小林璃梨夏さん(3年)、岡村紗英さん(4年)

 西宮の魅力を伝えようと若者に人気のあるマスキングテープに着目し、市内の名所や名産品などをモチーフにメディア・芸術学部と現代社会学部の学生らがデザインを考案した。甲子園球場やえべっさん、酒蔵、スイーツ、和ろうそくといった6種類。サイズは幅15㍉、長さ7㍍。各300個限定で10月18日から特設コーナーで販売している。

 特に人気を集めている「甲子園球場」は、10月末までですでに110個ほどが売れたという。デザインを担当した3年の小林璃梨夏さんは「甲子園は小学生の時に父に連れていってもらった思い出の場所。風船が飛んでいる印象的な場面を描いた」と語る。

「えべっさん」、「Sweets」、「甲子園球場」、「名所切手」、「SAKAGURA」、「和を灯す」(上から)の6種類のマスキングテープ

 商品開発は4月に始まった。まず学生たちは売り場に出向き、商品のトレンドや売れ筋などを調査。売り場担当者の「ポップでカラフルなデザインが人気」などのアドバイスを参考にし、週1回のゼミや自宅などで作業を重ねて約20案を制作した。6月末にデザインコンペを実施。学生だけでなく、西宮ロフトの担当者や市の職員らも参加し、販売する6つのデザインを決めた。

 4年の岡村紗英さんは、「普段の授業では商品パッケージやポスターなどが中心で、製品デザインをすることはなかった。自分たちのアイデアが商品になったのはとてもうれしかったですし、とても貴重な経験でした」と振り返る。

 製造にカモ井加工紙株式会社(岡山県倉敷市)、販売に西宮ロフトの協力を得て、同大学のメディア・芸術学部が産官学連携事業として実現した。同学部造形美術専攻の松本尚准教授は「授業でのデザインチェックは教授や学生など一部の人だけに限られてしまうが、今回は外部の人も関わったおかげで様々な意見を聞くことができた。実際の制作工程を学生の時に体験できたことは、彼女らの将来にきっと役立つはずです」と話す。

 1個297円。売り切れ次第販売終了。℡0798・68・6210、西宮ロフト。




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