人気イラストレーターと老舗かばん店のコラボ 大阪空港内のセレクトショップに登場

約50年ぶりの大規模改修を終え、8月5日にグランドオープンする大阪国際空港。保安検査を終え搭乗までの時間を過ごすエリアに、31店舗の物販・飲食店がそろうウォークスルー型の商業エリアが新たに完成する。ショッピングに食事に、飛行機に乗る直前までの時間がさらに充実しそうだ。

各店舗ともにグランドオープンに合わせた目玉商材を用意するが、中でも食品・雑貨などを扱う「いっぴんさん。」(運営:朝日エアポートサービス)は、京都の老舗かばんメーカー「一澤信三郎帆布」と共同で製作したオリジナルのかばん3種類を販売する。京都市内の一澤信三郎帆布本店では販売されず、空港内の同店のみでの取り扱いとなる。

左:9,000円はランチボックスや小物入れとして トートバッグ使いがおすすめの中央:12,000円 右8,000円(いずれも税別)

3種類ともに、使い込むほどに風合いが変わり、使用者になじむ形になるといわれる厚手の綿帆布を使用。マチも広くとられ、一澤信三郎帆布が大切にする「丈夫で長持ち、シンプルで使い勝手の良い、飽きのこないかばん」の精神が貫かれる。

ひときわ目を引くのが、かばんの前面に大胆に描かれたイラスト。担当したのは、関西を代表するイラストレーターとして雑誌や広告を中心に活躍する奈路道程さん。持ち前の多彩な線の表情とタッチを発揮し、滑走路上で待機する飛行機、タラップ車が接続された駐機中の飛行機、旅にまつわるアイコンをあしらった3種のかばん用イラストを描いた。

「旅行や出張で空港を利用する際は、(保安検査場を通過し)飛行機に乗る前の時間がいちばん好き」という奈路さんは、イラストについて「待合スペースの窓から飛行機を眺める『わくわく感』を表現した」と話す。搭乗までの高揚感が高まるエリアでのみ購入できるかばんのイラストとして、ふさわしいものとなった。

製作監修には、人気雑誌「Meets Regional」などを手がけ、現在は編集集団140Bの取締役編集責任者として活躍する江弘毅さんが参加。30年来の仕事のパートナーである奈路さんとは「前面にインパクトのあるイラストを描こう」との方向性を確認した。「3種類ともに個性がそれぞれ際立ち、かつ一澤製品らしい普遍性も帯びたかばんになった」と、江さんも出来栄えに手ごたえを感じている。

かばんを手にする奈路道程さん(左)と江弘毅さん

関西きってのクリエーターが手がけたかばんは、普段使いのほか、買ってそのまま旅先でのサブバッグとして活用もでき、大阪らしいお土産としても喜ばれそうだ。購入者には、かばんと同じイラストが入った絵はがき付きのリーフレットを進呈。リーフレットには、江弘毅さん書き下ろしのショートエッセイも掲載されている。

 

関西の粋が一堂に 「いっぴんさん。」

百貨店の一角のような洗練されたたたずまいの店内には、その名の通り、ものづくり王国・関西の誇りと技が感じられる「逸品」がずらり。話題のスイーツから知る人ぞ知る工芸雑貨、定番の品まで。自分用に、お土産用に、搭乗までの時間があっという間に過ぎていきそうな、買い物心を刺激するセレクトショップだ。

とりわけ「天満切子の切子グラス(大阪・天満)」「大阪錫器のぐい吞み(大阪・東住吉)」など、関西で暮らしていながらも、なかなか出会わない工芸品の数々が新鮮だ。ほかにも、職人が一足一足を丹念に手掛ける「千代治のくつ下(兵庫・加古川)」や、加齢臭や頭皮の臭いなど男性の悩みに特化した「男十撫せっけん(大阪・摂津市)」など、選び抜かれた逸品からは、まだまだ知らない関西があることに驚かされると同時に、一品一品のものづくりの背景に興味をそそられる。

食品も「エレファントリングのバウムクーヘン(兵庫・芦屋)」をはじめとするトレンド商品から、祇園辻利のお茶など、関西の定番品まで充実。機内に持ち込みやすいよう、コンパクトなサイズで売られているのも気が利いている。

所在地:大阪国際空港 保安検査後 南2階

営業時間:7時~20時

TEL:06-4867-3010




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