阪急大阪梅田駅に未来と出会う創造拠点
「阪急阪神MEETS 」 交流スペースやラウンジ

阪急阪神不動産は梅田に集う人々の交流スペース「阪急阪神MEETS」を3月1日開設した。大型LEDビジョンやアバター(仮想分身)が迎えるエントランス、会員限定サロン、不動産売買仲介の営業所、招待会員制のイベントスペースの4ゾーンで構成し、大阪・関西万博を来年に控え、再開発や情報の集積が進む大阪・梅田エリアで、創造的な未来の発信拠点をめざしている。

阪急大阪梅田駅2階にオープンした「阪急阪神MEETS」

阪急大阪梅田駅2階・中央改札口外側という利便性の高い場所にオープンした同施設。阪急阪神ホールディングスが掲げる「梅田ビジョン」のテーマの一つである「出会いと交流を促す街づくり」の一環として整備された。梅田に集まる人々が交流し、多種多様な発想と出会いを育む中で、新たな価値と未来を創造する場にしたいと思いを込めて、「阪急阪神MEETS」と名付けた。

タッチパネル(左)とアバター(右)で接客にあたる

約960㎡に4機能を持つ施設が集結。エントランスの「MEETS Square」は、壁と柱に連動する二つのLEDビジョンなどを設置し、「100年まちを創ってきた これからの100年も創る」という阪急阪神不動産のキーワードをイメージした映像を流す。接客にはオンラインサービスを採用。タッチパネル式の画面に映し出されるアバターを通して、遠隔で案内や対応にあたる。

落ち着いた雰囲気の「HOC Premium Lounge」

エントランスの右奥に設けられたのは「HOC Premium Lounge」。阪急阪神不動産やグループ会社などが販売した住宅、宅地の所有者や入居者らでつくる組織に加入している会員専用のスペースで、パウダールームやキッズルーム、授乳室が利用できる。フリードリンクやスマートフォンの充電、Wi-Fiサービスなども用意し、混み合うことが多い梅田エリアでくつろぎの場所を提供する。阪急電鉄の車両の座席を活用したブースもあり、人工知能(AI)で学習して成長するロボット「LOVOT」も愛らしい姿で利用者を迎える。

招待制で交流イベントなどが開かれる「NORIBA10 umeda」

エントランスの左奥にはイベントスペース「NORIBA10 umeda」がお目見えした。9号線まである阪急大阪梅田駅の「10番目ののりば」と位置づけ、国内外の新規事業やスタートアップ担当者、投資家、学生、アーティスト、クリエイターたちを阪急阪神不動産が招待会員としてネットワーク化。セミナーやワークショップなどを随時開催し、会員や参加者同士が出会いと交流を重ねることで、新しい変革を生み出し、新技術や新商品・サービスの社会実装を試みる場として活用する。

「阪急阪神の仲介 大阪梅田営業所」も同時にオープン。マンションや戸建て、土地などの幅広い不動産売買の相談ごとに対応する。駅通路側に物件情報を案内するタッチパネルも設け、最新の話題も適宜発信していく。

大型LEDビジョンでは阪急阪神不動産のイメージ映像も流れる

2月にあった内覧会に出席した阪急阪神不動産執行役員の高岸実良氏は「活発に開発が進む梅田の便利な場所から、思いもよらない発想と出会いで新たな価値と未来を創り出し、大阪・関西の発展につなげていきたい」と意欲を語っていた。

阪急阪神MEETSについて詳しくは下記WEBサイトへ。
https://meets.hhp.co.jp/




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