まちの光に目を向けて
新しい暮らし 一歩ずつ前へ

お店の営業やコンサート、イベントなどが少しずつ再開されるのに合わせて、新しい取り組みが各地で始まっています。日々の暮らしの安全・安心を守りながら、まちのにぎわいや文化も大切にしていきたいもの。さまざまな出来事を経ながらも、進取の気性で新たなスタンダードを築いてきた阪神間・神戸の地域力にいま改めて期待が高まっています。前を向いて歩みを始めた施設や商店街からのメッセージを紹介しましょう。


トミカ50周年イベントや食卓応援テイクアウトも

あまがさきキューズモール
杉野由紀江さん

10日(金)~8月31日(月)に「にぎやかサマー」を開催します。ミニカー「トミカ」の発売50周年を記念して、キーワードラリー、スペシャルジオラマ展示、特設フォトスポットが登場。8月11日(火)~16(日)はポップアップショップにたくさんのトミカ商品が大集合しますよ。

日常生活が少しでも快適に過ごせるように、新しいサービスや商品を充実させています。レストランやカフェでは“食卓応援”のテイクアウトを開始しました。初登場メニューや意外な持ち帰り商品も。ご来店をお待ちしています。

あまがさきキューズモールの人気キャラクター「アマーガガ」も待ってるよ


リニューアル後の手塚ワールド楽しんで

宝塚市立手塚治虫記念館 係長
矢野喬士さん

2年にわたるリニューアル工事を終え、6月に再開しました。館内に入るとすぐ、変化を感じてもらえるでしょう。玄関中央のメッセンジャー機に透過ディスプレーを導入。映し出されたリボンの騎士や火の鳥などの手塚作品のキャラが皆さんをお迎えします。モニター前に立つ人の動きに合わせて、アトムらキャラクターが同じポーズをとる「まねっこロボット」など、新コンテンツも追加しました。

同時入館者数を制限、土日祝は1時間の完全入れ替え制を導入するなどご協力をお願いしています。図書閲覧も中止していますが、代わりに館内のWi-Fi環境を整え電子書籍として読めるようにするなど、感染拡大防止に最大限配慮しながら、館内を満喫いただけるよう取り組んでいます。

メッセンジャー機のキャラが来館者を歓迎


テイクアウト冊子で地域に活気と恩返し

JR甲子園口ほんわか商店街
会長 山谷邦治さん
「初めての方もぜひ一度、ほんわか商店街に遊びに来てください!」

JR甲子園口の南に広がる「ほんわか商店街」に「Bar山谷」を開いて11年になります。地域の皆さんに恩返しをする気持ちで商店街会長と、甲子園口バル実行委員会の会長も務めています。

4月、苦境に立たされた飲食店を応援するために「頑張ろう! 西宮~コロナに負けない飲食店の会~」を立ち上げ、雇用者給与や固定費の補償などを求める2617筆の署名を集めて西宮市に提出。4月25日に議決されました。5月には、テイクアウトできる29の店情報を掲載した冊子を作成。近隣宅に配布したところ、たくさんの方が商店街に足を運んでくださいました。苦しい状況は続きますが、どの店も感染予防対策をし、工夫を凝らして頑張っています。お客さんとお店とをつなぐ活動に力を入れていきたいです。

 


進化する売り場づくりで笑顔が生まれるお店に


大丸芦屋店 店長 田原良子さん

大丸芦屋店は、この1年、改装に伴う工事や地階レジの改変で地域の皆様に大変ご不便をおかけしました。そしてやっと迎えたリニューアルオープンでしたが、直後のやむを得ない休業。
5月7日に再開すると「待っていたのよ」というお客様のありがたいお声がけがたくさんあり、支えていただいていることを実感しました。

これからも安心安全をベースにお客様と共に進化する品ぞろえ、環境づくり、おもてなしで、笑顔あふれるお店にしてまいります。週替わりのイベントや野菜のマルシェも再開。ぜひ、お立ち寄りください。

改装した1階入り口。
百貨店ならではの上質な空間と品ぞろえがコンセプト


「心の広場プロジェクト」始動 !

兵庫芸術文化センター管弦楽団
広報担当マネージャー
大歳麻衣子さん
「HPACすみれの花咲く頃プロジェクト」投稿者には佐渡裕芸術監督直筆サイン入りはがきをお礼に送りました

兵庫県立芸術文化センターは、感染防止策を徹底して館内3ホールで段階的に舞台芸術を上演していく「心の広場プロジェクト」を、7月4日の「PAC2019-20シーズン リバイバル室内楽」(神戸女学院小ホール)からスタートしました。他に7月は、23日(木・祝)24日(金・祝)の「どんな時も 歌、歌、歌!~佐渡裕のオペラで会いましょう」(KOBELCO大ホール)など5公演を予定。8月には阪急中ホールで▷1日(土)「桂吉弥の会」▷9日(日)・10日(月・祝)「Cutting Edge KYOGEN」▷22日(土)「上方次世代落語 好敵手の会2020」を予定しています=8月分は7月11日(土)10時発売開始。

すべて入場者数を定員の半分以下に制限して90分以内、休憩なしの上演に。来場者にはマスク着用や検温にご協力をお願いしています。チケットは先行予約会員(登録無料)限定で販売。入場料収入は「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」へ全額寄付します。

6月19日にはKOBELCO大ホールで、オーケストラ公演の再開に向けて、佐渡裕芸術監督と下野竜也・広島交響楽団音楽総監督によるデモ演奏を実施し、ベートーベンの「コリオラン」序曲などをYouTubeで配信しました。オーケストラは配置を大きく変更。弦・打楽器は奏者間を1.5メートル離し、管楽器は2メートル離した上、大きなアクリル板で仕切りました。ディスカッションではセンターと楽団、広響の取り組みや演奏会ができなかった間の思いを語り合いました。ぜひ、芸文センターの新しい挑戦にご注目ください。


6月19日のアーカイブ映像はYouTubeで無料視聴できる

芸術文化センターチケットオフィス
TEL0798・68・0255


亡き父が築いた信頼これからも大切に

「ビゴの店」
芦屋本店オーナー
ビゴ・ジャンポール・
タロウさん

1972年、父のフィリップ・ビゴが芦屋で第1号店を開いて以来、神戸や西宮にも展開。2年後には50周年を迎えます。
焼きたてパンやスイーツのほか、最近の持ち帰りニーズにお応えするため、鴨(かも)のローストなど本格メニューも用意しています。家で過ごす子どもに楽しんでもらおうと、6月には手作りクッキー用の生地を販売し、喜んでいただきました。

芦屋大丸店の休業時(※現在は営業)には、本店を訪れてくれるお客様もいて感激。日本でフランスパンを広め、2年前に他界した父が築いた信頼のおかげです。この財産を大切に期待を裏切らない店作りに励みます。温かくも仕事に妥協のない父でしたから「まだまだやな。お客様のためにもっと頑張れ」と空から聞こえてくる気がしますね。

JR芦屋から徒歩約5分の芦屋本店。
TEL0797・22・5137


 




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
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