那智勝浦に高級和風リゾート 歴史文化をゆったり満喫
(※宿泊券を2組4人にプレゼント)

 和歌山・南紀エリアが、さらに魅力を増しています。那智勝浦町では、老舗ホテルが「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」として4月にリブランドオープン。和風高級リゾートをめざし一歩を踏み出した話題のホテル情報と、世界遺産登録15周年を迎えた熊野古道など、周辺の注目スポットを紹介しましょう。

凪の抄
「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」に誕生した新館「凪の抄」

「碧(あお)き島の宿 熊野別邸 中の島」 50年経てリブランドオープン

客室と露天風呂
高級感のある客室。海を望める露天風呂も魅力

 JR新大阪から特急「くろしお」で約4時間。紀伊勝浦の駅前商店街の先にある桟橋から専用客船に約5分乗ると、「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」に着く。“1島1旅館” で知られた老舗ホテルの「ホテル中の島」が屋号を変更して4月にオープンしたばかりの話題のホテルだ。
 1958年に南海電鉄と株式会社中の島が全島を買い、那智勝浦を代表するホテルとなった「中の島」。変化する宿泊ニーズに応えようと、昨年12月から一時休業し、従来4棟あった客室棟のうち、高級志向の「潮聞(ちょうもん)亭」(34室)を除く3棟を解体し、3階建ての客室棟「凪(なぎ)の抄(しょう)」(10室)を新築した。

 

温泉・料理もグレードアップ 心洗われる熊野古道

熊野那智大社
古くから多くの参拝者を迎えた熊野那智大社
熊野古道・大門坂
こけむした石畳が続く熊野古道・大門坂

 「凪の抄」は全客室が海に面し、バルコニーに露天風呂を完備。ベッドやソファをゆったりと配置した部屋に和モダンを感じ、くつろげる。1日700トンもの豊富な湧出(ゆうしゅつ)量を生かした露天風呂は館内に3カ所あり、自慢の温泉も健在だ。全国屈指の水揚げを誇るマグロをはじめ、新鮮な海の幸を使った料理もグレードアップされた。
 熊野信仰の聖地の一つ、那智山へはJR紀伊勝浦駅前からバスで約30分。深い森に包まれるように熊野那智大社や那智山 青岸渡寺、落差133メートルで日本一の那智の滝が点在し、木立の中、熊野古道を歩くと、心が洗われる。株式会社中の島の野口滋己取締役社長は「南紀の豊かな歴史文化と、このホテルでしか体験できない特別なひとときをご提供したい」と話す。

鮪三昧会席(9月〜5月)
新鮮な海の幸が楽しめる
※写真は鮪三昧会席(9月〜5月)

※「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」の問い合わせはTEL:0735・52・1111。
客室棟「凪の抄」は1泊2食付き30,000円~、「潮聞亭」は同23,000円~(料金は2人1室1人あたり、税別)。

プレゼント:宿泊券を読者ペア2組4人に

「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」凪の抄デラックスルームの宿泊券を読者ペア2組4人にプレゼントします。応募はプレゼント情報ページのフォームからご応募ください。
※プレゼント応募ページ → https://www.asahi-family.com/news/13040
宿泊条件、利用可能日などは当選者に連絡します。




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