箕面市出身バイオリニスト 横山令奈さんが市長訪問 「イタリアでも箕面をピーアール」

表彰状を手にする横山令奈さん(左)と上島一彦箕面市長

昨年4月、新型コロナウイルスが猛威をふるうイタリア北部クレモナの病院屋上から、医療従事者への感謝と収束への祈りを込めてバイオリンを演奏し、世界的に注目を集めたバイオリニストの横山令奈さん(33)。1月14日に上島一彦箕面市長を表敬訪問し、多くの人を勇気づけたイタリアでの功績から市長表彰を受けた。

横山さんは箕面市生まれ。高校卒業までを市内で過ごし、その後はイタリアを拠点に演奏家として活動している。表彰後、「(病院屋上での)演奏の映像を見て涙が出た」と称えた上島市長に、横山さんは「心を込めた演奏が箕面の皆さんにも届いて、私も感動しています」と答え、「イタリア人も驚くようなすばらしいホールがたくさんある豊かな文化と、小さいころは山で昆虫採集を楽しめた豊かな自然のもとで過ごせたからこそ、今の自分がある」と、ふるさとへ思いを寄せた。

同じくバイオリニストで、箕面市で活動する妹の亜美さん(31)と共に、「箕面バイオリン大使」にも任命された横山さんは「イタリアに戻っても、箕面はこれからも私の心にあり続ける。大使として箕面をピーアールしていきたい」と話した。

1月21日(木)には、箕面市立メイプルホール大ホールで、地元凱旋となるリサイタルとトークショーを行う予定。




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