地域社会のリアルな課題を知り、解決していくプロジェクト「若手サミット@関西」が大阪で開かれました

 地域社会のリアルな課題をテーマとし、参加者が持っている知識を組み合わせながら、課題解決の手法を探る「若手サミット@関西 2019春」が3月2日、16日の2日間にわたってグランフロント大阪の大阪イノベーションハブ(梅田)で開かれた。

 2014年、名古屋でスタートした同プロジェクト。関西初となる今回は「地元のために、自分たちにできること」を大きなテーマとし、①「地域発信型のイベントで地域を活性化する方法」②「転入者に街を好きになってもらう方法」の2つの地域課題を設定。

 企業、自治体、大学などから集まった10代~30代中心の有志らが数人ずつ5つのグループに分かれ、3月2日のスタートアップから、16日の発表会まで、約2週間にわたって課題解決のために議論を行った。

最優秀賞に輝いたチーム「サムズアップ」

 16日の発表会では審査員3人による審査が行われ、「最優秀賞」「優秀賞」「若サミ賞」の3つの賞を決定。最優秀賞を受賞したチーム「サムズアップ」は、シャッター商店街に目を付け、IT技術を活用した住民参加型のイベントアイデアを発表。顔認証など最新のIT技術を使った展開方法や、夢や可能性を秘めているアイデアだということが評価され、見事最優秀賞に輝いた。

 優秀賞のチーム「縁サイクル」は自転車をシェアすることでコミュニティを広げ、地域をもっと知ってもらう新しい仕組みのシェアサイクルを考案。

審査員から講評を受けるチーム「縁サイクル」

 若サミ賞には、商店街の空きスペースを活用して子育て中の母親を地域住民で支えるアイデアを発表したチーム「子育て応援隊」が選ばれた。同チームの大学院生・窪田薫さんは「普段あまりじっくり考える機会がなかった地域について考えるきっかけになった。社会人の方々との交流も貴重な経験になったので、今後に活かしたい」と活動を振り返る。

寸劇で発表を行ったチーム「子育て応援隊」

 

 少子高齢化やエネルギー問題、教育格差など、地域には多くの課題が存在しながら、次の社会を担う若い世代がこうした課題を意識して過ごすことはほとんどなく、そんな状況を変えるきっかけにしたいという思いで始まった「若手サミット」。ボランティアで事務局をしている日本アイ・ビー・エム株式会社の丸岡豊さんは「若手が地域の課題や地域の未来を自分事として捉え、未来を切り開いていくような第一歩になれば」と語る。

 各チーム、今後の実践活動にも引き続き注目していきたい。

 

◆若手サミット@関西 Facebook

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カテゴリ: 地域