手作りカートが万博公園を疾走
ジャルジャルも地元で応援 レッドブル・ボックスカー・レース

手作りカートのレース「Red Bull Box Cart Race (レッドブル・ボックスカート・レース)Osaka 2022」が10月22日、吹田市の万博記念公園で開かれた。カーブやジャンプ台などの障害物を設置した坂道を、動力がない手作りのカートで走り、タイム、カートの創造性、レース前のパフォーマンスの三つの基準で競うレース。公園内に特設された約340㍍のコースを全国から集まった43台のカートが“疾走”し、秋空のもとで観衆を楽しませた。

アイデアとユーモアあふれる手作りカートの熱戦に会場は大いに盛り上がった

一般公募による35チームと特別枠8チームの計43チームが参加。スタートからゴールまでの走行時間だけでなく、クリエイティビティーや、パフォーマンスのオリジナリティーも審査基準になっているのが特色で、カートはいずれもアイデアとユーモアたっぷり。パフォーマンスを披露した後に次々と走り、障害物を越える度に破損したり、バランスを崩して転倒したりしながらゴールをめざす様子に、会場に詰めかけた人たちは大いに盛り上がっていた。

審査は、アン ミカ(モデル・タレント)、笹原右京(レーシング・ドライバー)、すっちー(吉本新喜劇)、マギー(ファッションモデル)、四十住さくら(スケートボード)が担当。工作機械が変形するカートで走った「MATEX」(愛知県)が、いずれの審査項目でも高評価を獲得し、見事に優勝を果たした。

表彰式を終えて笑顔を見せるジャッジとアンバサダーの皆さん。左からジャルジャルの後藤淳平、福徳秀介、すっちー、アン ミカ、笹原右京、四十住さくら

お笑いコンビ「ジャルジャル」もアンバサダーとして熱戦を見守った。後藤淳平の父で吹田市長の後藤圭二氏と二人がトークを繰り広げる一幕もあり、後藤は表彰式の後、「万博公園で初めて開催と聞いて驚きました。とても広いので、ぴったりとイベントだと思う。地元が盛り上がるのはうれしいですね」と話した。福徳も「アンバサダーとはいえ、最後、どの賞にも入らなかったのは悔しいです」とコメントしていた。

※表示エラーがありましたので、更新しました。




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
カテゴリ: 地域