甲子園ブラスバンドフェスティバル2023
11日(日)14時開演 8校が出場 ひと足早く熱い夏

阪神甲子園球場100周年記念事業の一環として、高校生によるブラスバンドコンサート「甲子園ブラスバンドフェスティバル2023」が6月11日(日)14時から、西宮市の同球場で開かれる。阪神甲子園球場、阪神コンテンツリンク、キョードー大阪、朝日放送テレビ、朝日新聞社、朝日放送ラジオでつくる実行委員会の主催。同球場オーロラビジョン下でのオープニングファンファーレや、各学校の演奏ではアルプススタンドだけではなく、グラウンド上の人工芝エリアでのパフォーマンスも予定されている。

出場校は、尼崎市立尼崎高校(兵庫県)、近江高校(滋賀県)、四條畷学園高校(大阪府)、智辯学園高校(奈良県)、智辯学園和歌山高校(和歌山県)、習志野高校(千葉県)、履正社高校(大阪府)、龍谷大学付属平安高校(京都府)の8校。習志野は全日本吹奏楽コンクール、全日本マーチングコンテストなどでは常連校で、昨年は両大会で金賞に輝いた超名門。甲子園の応援でも美爆音と呼ばれ、高い演奏力が評価されている。

今年初出場の四條畷学園は、野球部の甲子園出場はないものの、2022年マーチングバンド全国大会で金賞を受賞。今春のセンバツでは高知高校を友情応援し、ずらりと並んだスネアドラムと一糸乱れぬ演奏が観客の注目を集めた。1991年夏の高校野球選手権大会では、当時吹奏楽部がなかった大阪桐蔭高校の友情応援に駆けつけ、初出場・初優勝に一役買ったことでも知られる。

フィナーレは全校の総勢約800人が、野球応援の定番「アフリカンシンフォニー」と、阪神甲子園球場100周年記念マンガコラボムービーのテーマ曲「KOSHIEN FOREVER」を演奏する。梅津有希子(「ブラバン甲子園大研究」著者)、矢野燿大がゲスト参加。司会は福戸あや(ABCテレビ アナウンサー)。高校野球ではグラウンドの選手を鼓舞し、スタンドとの一体感をリードするブラスバンドと生徒たちが一足早く、球場に熱い夏を届けてくれそうだ。

一般3,900円、小学生・中学生1,000円(税込み、全席指定、内野スタンド)。未就学児は大人1人につき1人まで膝上鑑賞が無料。席が必要な場合はチケットが必要。雨天時は中止の場合がある。
詳しくはイベントサイトへ。



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